診療内容
脳卒中外来(生活習慣病外来)
生活習慣病と、脳の病気には大きな関係があります
最近多い「脳こうそく」の死亡率は15%程度ですが、約半分の方が、マヒや寝たきりになるなど重度の後遺症を残しています。
脳の病気は、「血管が詰まる」「血管が切れる」ことで起こります。高血圧や高脂血症、糖尿病などで血管に負担がかかり、血のかたまり(血栓)やプラークで血管が詰まったり、血管壁がもろくなったりすることで起こります。
早期に病気の兆候を見つけることができれば、生活習慣の改善でリスクを減らしたり、何かあったときにすぐに対処できたりしますので、早期発見・早期治療が大切です。
脳卒中とは?
おおたけ脳神経・漢方内科クリニックで行う治療・管理方法
脳の病気の専門家による、脳卒中予防のための管理・治療
実は、60%の方が、生活習慣病で亡くなっています。
しかし、生活習慣病は自覚症状がないために、放置されがちです。
そのため、動脈硬化などが知らず知らずのうちに進行してしまいます。
そうすると、脳卒中、心筋梗塞・狭心症、閉塞性動脈硬化症などの病気につながります。
特に、脳卒中は動脈硬化と関連があります。
というのも、脳卒中の3/4を占める脳梗塞は、脳の血管が詰まって起こるからです。
脳卒中で亡くなる方は減少しましたが、介護原因の第一位は脳卒中で、男性では30%近く、女性でも10%以上を占めています。
当院では、高血圧や高脂血症などの生活習慣病のコントロールを通して、介護が必要ない状態で、いつまでも元気で過ごすサポートをいたします。
生活習慣の改善+オーダーメイドのお薬処方
生活習慣病の治療で大切なのは、「生活習慣の改善」です。
ただ日々の生活に密接に関わるために、なかなか自分の努力だけで変えていくのが難しいと思います。
食習慣に関しては、一人ひとりの生活スタイルに合わせて、「続けられる」方法を一緒に探していきます。
生活習慣病のお薬は、ここ10年くらいで大きく変わってきました。
当院では、患者さんに合わせて、いくつかのお薬をご提案しながら、一人ひとりにあった治療法を行っていきます。
当院で可能な検査
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MRI・MRA
頭がい骨におおわれた脳を、強力な磁気を使って映し出します。隠れ脳梗塞や動脈硬化の程度を把握し、必要があれば脳梗塞の予防薬の投与を検討します。
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頸動脈エコー
首(頸部)の血管が詰まったり、血管の壁が厚くなったりしていないか、超音波(エコー)を使って調べます。また、全身血管の動脈硬化判定にも有用です。
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血液検査(HbA1c)
糖尿病の評価項目の一つであるHbA1c(ヘモグロビン エー ワン シー)を院内で当日、調べることができます。
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体成分分析機(X-SCAN PLUS)
内臓肥満の程度や筋肉量、身体年齢などを簡単に調べることができます。