施設・設備
高性能MRI(1.5テスラ)
MRIとは、大きな磁石による強い磁場とFMラジオに使われているような電波を使って画像を撮影する検査方法です。
そのため、CTと違い放射線による被ばくがなく、小児や健常な方も安心して検査を受けることができます。
当院MRIは、大学病院や中核病院で導入されているものと同等の1.5TのMRIです(Tはテスラと読み、磁場強度を表す単位です)。
磁場強度が強いので、くっきりと高画質な画像を撮影できます。
また、比較的静かな機種で撮影時間も短いので、患者さんの負担が少なく検査を受けていただけます。
MRI検査でわかること
MRIは骨や空気による悪影響がないため、脳や脊髄などを鮮明に診断できます。
縦、横、斜め方向の断面が得られるため理解がしやすく、また3次元の画像も得意です。
さらにCTと違い、造影剤を使わずに主な血管の画像が簡単に得られます。
特に、脳血管や脊髄、関節、婦人科系疾患、前立腺、膀胱などはMRIが有効です。
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頭部MRI
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頭部MRA
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頚椎MRI
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腰椎MRI
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肩関節MRI
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膝関節MRI
当院ではこのようなときにMRI撮影をします
当院では主に、脳の撮影を行います。
頭部は昔からMRIが使われてきており、どの画像診断よりも得られる情報が多いと言われています。
病気の早期発見や正確な診断に有効です。
- 頭痛の原因となる脳腫瘍や炎症、血管病変などの早期発見
- 自覚症状が出にくい脳動脈硬化・小さな脳梗塞の早期発見
- くも膜下出血の原因となりうる脳動脈瘤などの早期発見
- 認知症に関わる脳の加齢性変化や海馬萎縮の評価
当院のMRIについて
診療時間内に随時撮影を行っております。
撮影当日に結果説明をいたしますので、結果説明のために再来院いただく必要はありません。
不安や気になる症状がありましたらお早めにご相談ください。
※ MRIは検査に15分から20分ほどかかるため、ご来院のタイミングによってお待たせしたり、当日の撮影が難しかったりする場合があります。ご了承ください。